ハワイに伝わる癒しの方法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ

ハワイに伝わる、人生の苦難を取り除き、世界をよくする方法。潜在意識にある記憶を消去し、執着をゼロの状態にすることで自分の中の苦悩を解消し、世界を良くしようとするような試み。

 


えらくスピリチュアルな内容だなぁと感じた。クリーニングは以下の言葉を自身のインナーチャイルドと呼ばれる存在に語りかけて行われるのだが、私にはそのインナーチャイルドの感覚がうまく掴めなかったため、実感がわかなかった。

 


ホ・オポノポノには複数の書籍があるため、ある程度の数そのインナーチャイルドを感じ取ることができそれをうまくコントロールして自身の人生を良い方向に持っていける人がいるのは確かなようだ。

 

スピリチュアルな印象受けたとは言ったが、仏教をよく知らない人や、マインドフルネスの感覚がよくわからない人から見れば、私が気に入っている仏教も同じようなものなのかもしれない。精神的苦痛を取り除くのであれば、どんな宗教や思想や哲学が役に立つのかどうかは、媒体や修行のような行動を通して得られる精神的体験が、その人に合うかどうかの問題なのだろう。

話題のVR、今後はどうなるか?

 

はじめに

こんにちは。

今回は『VRビジネスの衝撃 「仮想世界」が巨大マネーを生む(新 清士)』を読んだので、その内容についてまとめていく。

まず、この本を買ったきっかけは、世の中的にVRはとても注目されている分野で、どのようなビジネスがあるのかを知るために購入した。しかし、『VRビジネスの衝撃』というタイトルだが、そこまでインパクトのあるVRビジネスを紹介されているわけではなかった。むしろ、VRを開発したオキュラスの話や、今後VRの業界が伸びるだろうという筆者の意見が書かれていた。そのため、今回のまとめでも、VRとは現在どういうもので、今後どのように変化して行くのかについてまとめた。

 

 


そもそも、VRって?

VRには種類が3つある。1つ目がVR(Virtual Reality)で、電子デバイス等で仮想の現実感を作る技術。2つ目がAR(Adaptive Reality)で、現実の世界に電子デバイス等で作られた現実感を付加する技術。そして3つ目が、現実の物と区別がつかない電子デバイス等で作られた物を作る技術のことである。

具体的な例は以下。

  • VR: 360度カメラで撮った動画を見る
  • AR: 現実の人や物などを見た際に説明が出る
  • MR: 離れた場所にいる人と、まるで実際に対面しているかのように会話をする

現在はVRが広まっている途中だが、今後はAR、MRが出来上がり、世の中に広まっていくと考えられている。


日本と欧米のVRの違い

実は日本と欧米のVRの認識は違う。欧米ではVRとは現実を拡張するもので、あくまで目指すのは現実らしさである。しかし、日本ではVRを、現実的でない仮想のものに現実感を与えることとしている。これはVRを仮想現実と訳していることからもわかる。”Vurtualは現実として扱えるもの”という意味だが、日本語の仮想とはあくまで”仮定しての想像”で実際の現実と異なっていても良いのである。そのため、日本ではよくカトゥーンキャラクターをVRに出現させるのに用いるが、欧米では現実の延長にVRを使うといった違いが起きている。


VRが普及する2つの根拠

今後VRが世の中には浸透して行く理由として、以下の2つがあげられる。

  1. 圧倒的な実在感と現実感
    VRには、TVなどの他のメディアに比べて、実在感と現実感を強く感じることができる。360度の画像の中に入り込み、頭や目の向きなどを変えることで周りを見渡せることで、あたかもその場に自身が実在しているかのように感じることができる。また、自身の行動によって、VRの中の物やキャラクターに対して働きかける(ゲームのインタラクティブ性)により、まるでそれが現実であるかのように感じれる。

  2. VRコンテンツの作成が容易になった。
    物理エンジンなどのようなゲームエンジンの低価格化により、安価に手軽にVRコンテンツを作成できるようになった。そのため、VRゲームなど作るときには、そのゲームの仕組みを作ることに注力できるようになった。


VR普及の課題

 とはいえ、急速にVRが広まるには解決すべき課題もある。それが以下の2つだ。

  1. 一度に楽しめる人が少ない。
    展示会でVRブースを設けても、1度に多くの人がVRを楽しむことができない以上、多くの人に上に述べた圧倒的な実在感と現実感を感じてもらうことができない。

  2. VRで得た体験をシェアしにくい。
    VRで得た体験を、画像や動画のように人に伝えることができないので、人から人に経験を伝えることができない。


VRが普及した後はどうなるか

 VRでは、動画や写真と違って、他人に現実感がある体験を提供できる。そのため、VRが十分に普及した世の中では、体験が過剰な世の中が出てくるだろう。そのときに大事になってくるのが、人との繋がりである。他人と同時に体験した、ということが大事になるのである。そのためか、VRを開発したオキュラスやフェイスブックは、ソーシャルVRと呼ばれる、人と人とを繋ぐVRを重要な戦略としている。


おわりに

 さて、今回はVRについて書かれた本についてまとめたが、いかがだっただろうか。少しずつVRを体験できる物が世の中に出てきているので、一度も体験したことがない、という方は是非やって見てほしい。ただの平面の動画の拡張でないことと、実在感を強烈に感じることができるだろう。

ではでは。

あっと驚く解決策を生み出すラテラルシンキングとは?

はじめに

こんにちは。
皆さんの身の回りにはあっと驚く解決策や、うまいなぁと思う発想を出す人はいないだろうか。論理的に考えるだけでは決して出てこないアイデアを考えだす人が世の中にいる。その発想に必要なのが、今回紹介する本の『ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門 (木村尚義)』に述べられているラテラルシンキングだ。ちなみに筆者は

B-plusというwebマガジンで『シリーズ : 木村尚義の「実践! ラテラルシンキング塾」』を公開しているので、興味のある方はそちらも見てほしい。実践的な内容があり、ためになるだろう。

<iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=getfeel-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B01JADEKG2&linkId=9f2c5e55e7a352e2b3ffc42da20863c5&bc1=ffffff<1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
</iframe>

 

 

www.business-plus.net

 

特別な発想をする人は何か特別な才能を持っているわけではない。このラテラルシンキングを身に付けることによって、あなたもみんながあっと驚くような解決策を出せるようになれる。そのラテラルシンキングを身に付けるために必要な力について、この本の中についてまとめていく。


ラテラルシンキングとは?

ラテラルシンキングとは、「どんな前提条件にも支配されない自由な思考法」だ。ロジカルシンキングは前提条件に基づいて、垂直に考えを積み立てていくのに対し、ラテラルシンキングは問題の解決方法を、前提条件を無くし、水平に考える。そのため、学校のテストの答案のように論理的に思考を行えば答えの数は基本的に1つだが、ラテラルシンキングでは複数の答えが出る。前提条件から自由になることで、論理的に考えても解決できなかった問題を、あっという間に解決できてしまうことがある。

 

ラテラルシンキングの例: 自動改札機

電車の料金は出発地点と到着地点によって決るため、その計算は複雑になる。そのため、開発時はどうしても人が自動改札機を通る間の時間内に料金を計算し終えられなかった。そこでとった解決策はなんだろうか。論理的な考えでは、原因として計算が難しいことや、計算機の性能を挙げ、それらを変えることで解決すると考えるだろう。しかし、開発者は、自動改札機の長さを変えることで解決した。改札機の形に持っていたイメージの前提条件から自由になり、時間が足りないという問題を一瞬で解決したのだ。


ラテラルシンキングとロジカルシンキングの関係

気をつけて欲しいのはラテラルシンキングとロジカルシンキングは対立するものではなく、それぞれが補完しあうことだ。ラテラルシンキングで大きな方向性やアイディアが固まった後それを合理的に達成するのかロジカルシンキングが必要になる。ロジカルシンキングを全て否定するわけではない。両方ともが必要なのだが、日本の教育ではラテラルシンキングを伸ばす機会が少ないだけである。


ラテラルシンキングを身につけるたろに必要な3つの力

では、このラテラルシンキングを身につけるには、どうすれば良いだろうか。
必要になってくるのが以下の3つ力だ。

①疑う力

私たちはどうしても常識に縛られてものを考えがちだ。それはロジカルシンキングを効率化するために必要だからだ。しかし、この常識が不必要な前提条件となり、つい発想力を奪ってしまう。その常識から解き放たれるために疑う力が必要で、以下の3つの言葉を意識することで身につく。

  • なぜ?
  • 本当?
  • 今わね

②抽象化する力

解決したい課題や求めている物の本質を捕らえる。抽象化のステップは以下の3つだ。

  1. 対象の特定
  2. 抽象化
  3. 具体化

具体的な事例として、フォードの自動車がある。

  1. 対象の特定(馬車)
  2. 抽象化(早く移動したい)
  3. 具体化(自動車)

速い馬車がほしいというニーズの中で、当時の富裕層向けの自動車を大衆向けに作ることで、多くの人の本当の課題を解決したのだ。

 

セレンディピティ

偶然を生かす能力。日常の中にも多くのチャンスやアイデアが転がっている。それらを見逃さずにきちんと生かすことができる力。周りの物で使えるものが何かないか、アンテナを張り付け続けることが大事。

 

これらの3つの力を伸ばすことで、
無意識のうちに発想を縛る前提条件から解放され、
本質的に大事なものを捉え、
偶然の発見を見逃さない能力が身につく。

 

おわりに

今回はあっと驚くようなアイデアを出せるラテラルシンキングの根幹の部分を紹介した。この力は、日常生活の中でも仕事でも使える力だろう。本書では、この3つ力の他に、ラテラルシンキングによって解決された具体的なケースを複数あげ、それらの抽象化した要素を挙げている。今回のブログでは抽象的な部分のみをまとめたので、いろんな事例を知りしたい方や、ラテラルシンキングを実際に応用したいという方は、ぜひ手にとってみてはいかがだろうか。

 

ではでは。

 <iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=getfeel-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B01JADEKG2&linkId=9f2c5e55e7a352e2b3ffc42da20863c5&bc1=ffffff<1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
</iframe>

Twitterがしんどいのは、〇〇だからだ!

はじめに

 こんにちは。今日は天気が良かったので、京都の嵐山までサイクリングしてきた。やはり体を動かすのは気持ちがいい。気温が高くなってきたので、皆さんも熱中症には気をつけてください。

 今回まとめる本は『遅いインターネット 「いま必要なのは、もっと<遅い>インターネットだ」 (宇野常寛)』。ネット回線を遅くしてどうするんだ?と買ってみたが、全然違う<遅さ>だった。SNSトランプ大統領の宇野さんの捉え方が良かったので、興味のあるある方はどうぞ。

 

 

グローバル化に伴って、ローカルな同調圧力は増す

 グローバルな時代と言われて久しいが、国や文化によらずにグローバルに活躍出来る人とは、境界のない世界に生きていると言える。このような人達はAnywareな人と呼ばれ、直接世界と関わっている感覚を持っている。逆に、生きるために特定の国や文化、つまりある場所を求めている)が人はSomewareな人々と言える。

 トランプ大統領の当選は、アメリカ国民がこの”ある場所”を求め、ナショナリズムが進んだ結果と言える。Anywareな人々は、住みにくい国になったとしても「他の国で生きていけばいいや」と考えるが、Somewareな人々はそうはいかないので、Anywareな人々が多くなるにつれ、取り残されたSomewareな人々によるボトムアップ同調圧力が増していく。今後は日本でもこの同調性によって国民が締め付けられるようになっていくだろう。

増加する同調圧力への対抗策

 では、同調性に束縛されない社会をつくるにはどうすれば良いだろうか。まず、筆者は世界と個人とを繋ぐもの(つまりメディア)を、[日常]-[非日常]と[他人の物語]-[自分の物語]の軸で以下の図のように分類している。

  この分類で日常x自分の物語の領域に望みが有ると筆者は考えている。なぜなら、他の領域の要素は、これまでの社会を支えてきたが、現在はSomewareな人々に聞こえの良いことしか言えなくなっており、このグローバル化した世界には対応できなくなってしまっているからだ。さらに、テクノロジーの発達により、私たちは、日常的に世界に向けて手軽に発信し、また世界の情報を得ることが出来る時代になり、日常x自分の物語で世界と個人とが繋がれるようになったためである。

 この日常x自分の物語の領域を生かすのに必要なものが、本書のタイトルの<遅い>インターネットである。<遅い>インターネットの説明の前に、なぜ現在のインターネットではダメなのかを書く。

 

 現在のSNSでは以下の現象が生じている。

  • リアルタイム性を求められている
  • イイねやシェアやフォローを求めがち
  • 5年後や10年後に読まれるコンテンツが皆無

 その結果人々は、特定の意見や出来事に対し、ろくに調べも考えもせずに賛否を述べることばかりするようになり、どんどん周りと同じ発言しかしなくなる。つまり、世界に発信できるようになったことで(一部のひとびとを除いて)人々はバカになったのである。

 この状況を改善するために<遅い>インターネットが必要なのである。

 <遅い>インターネットの目的は以下である。

  • 良質な読者を作る
  • 読者に良質な発信を身につけさせる

 それぞれの目的に対する、<遅い>インターネットの行動指針は以下である。

 良質な読者になるためには以下を身につける。情報に対する速度・距離感・進入角度をコントロールできるようになる。SNSのタイムラインによって焦って答えを出したり、煽動されないようにし、出来事や意見に対する切り口を自身でコントールする。

 そのためにも、良質な発信を身につけることが必要になってくる。良質な記事を作ることで良質な読者になるための能力を培うのである。発信する際は、以下のことに気をつける。

  • リアルタイムを求めない(しっかりと調べ考え、発信する)
  • イイねやシェアやフォローを求めない(同調性に流されない)
  • 5年後や10年後でも読まれるコンテンツを目指す

 グローバル化する世界で、同調性に束縛されない社会をつくるためには、この<遅い>インターネットを取り入れた世界との繋がり方が必要になってくる。


おわりに

 私は、Twitterのタイムラインの速度が早すぎるため、しんどくなり、Twitterをやめたことがある。そのため、<遅い>インターネットに共感できる部分がある。また、最近復帰したTwitterでもこの本で指摘されている現象が自分自身に起きていることを実感し、周りと同じことしか言えないバカになってしまう危機感を感じることができるようになった。

 筆者の宇野常寛はPLANETS CLUBというコミュニティを開いており、月額5000円ほどで、良質な読者になるための機会を作っている。興味のある方はいかがだろうか。私は大阪に住んでいるので、東京のイベントにリアルに参加できないことから、加入しようかどうかと悩んでいる。動画資料だけでも興味あるのだが、どうしようかなあ。

ではでは。

community.camp-fire.jp

プログラミング副業初めたい方に

今回も書感を書いていきます。
今回紹介する本は『当たり前の時代に!プログラミング副業のはじめ方【初心者向け】【副業】【プログラミング】(尾形 学)』


話題にもなっていたことと、ITスキル等で副業始められないかと考えてKindleアンリミテッドで読んでみた。

ホームページ作成で稼ぐための方法のステップを描いたような本。
あとは初めに今後副業が大事になる事と、終わりあたりに電子書籍の出版についても書かめている。

htmlなどのスキルを身に付けてデザインがあるのであればこういった稼ぎ方はアリなのだろうと思った。

しかし、勉強にかかる時間に対する収益の効果の高さがよくわからなかった。
月30,000円なのであれば、1ヵ月に時給1000円のバイトを30時間すれば良いのでそこまで難しくもないかと。
ホームページ作成のスキル自体は今後役に立つのかもしれないが、その効率の良さはいまいちよくわからなかった。

そのあたりは上級者向けに書いてあるのかな?


この本の中で参考になるかもしれないと思ったのは時間感覚である。
著者がどれくらいの時間やリソースを割いてゼロの状態からウェブサイト作成ができるようになる時間感覚を知れたのはよかった。

ではでは。

旨い料理には"しくみ"がある!

 

おはようございます。

今回はまとめではなく所感を書く。

今回紹介する書籍は『ウエカツの目からウロコの魚(うお)料理 (上田勝彦)』

私自身まだまだビギナーだが、よく料理をしているというのと、妻がとても魚料理が好きなので、その勉強用にと購入。

 

正直言って、当たりの本。

 

料理は"しくみ"というのが著者の考え。食材や調味料をいかにその仕組みに則って合わせるのかが大事とのこと。料理が合理の上に成り立っていることがよくわかる。

 

和洋中さまざまな料理があるが、それぞれにしくみがある。

例えば魚の生食の例では以下。
カルパッチョの場合
塩で雑菌減の水分を減らし、
酢で殺菌し、
香辛料で解毒し、
オリーブオイルで酸化防止する。

刺身の場合は以下。
ワサビで雑菌しつつ香りをつけ、
醤油で味付けしつつ生臭みを消す。


 以上のように、この本はただのレシピ本ではなく、しくみに則った、魚の素材としての特徴やおすすめの調理方法について書かれている。そのため、なぜ、その味付けをするのかといった、料理の合理的な側面を知ることができる。

 そして、私が一番この本の好きなところは、美味しそうに"旨い"と書くところだ。魚の紹介文章や調理方法を読むと、自分も作ってみたくなる。

"しくみ"の大事さの理解は料理を味わってみなければわからないだろうから、この本に書かれている料理を是非とも作ってみたいと思う。

ではでは

 

東大生ならみんなやってる、情報を知識にする読書方法は?

はじめに

 こんにちは。今回は効率よく本に書かれた情報を知識として身につける方法について書かれた本を紹介する。この著者は本の読み方を変えることで学力を劇的に向上させ、東大に合格することができたと言う経歴の持ち主だ。日々、本を読む読んでもすぐに内容を忘れてしまい、使える知識が身についていない事で悩んでいる方は、是非読んで見てはどうか。
 今回紹介する本はこちら
 『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書 (西岡 壱誠)』

 


本を読む準備

 本を読む前に以下の3つをすると、本の内容をグッと吸収できるようになる。

  1. なぜその本を読むのかの目標を持つこと
  2. 本の中見を表紙や帯から推測すること
  3. 目次から自身の目標がどのように達成されていくのかの地図を作ること

 これらを本を読む前にすることで、地図もなくただ闇雲にさまようようなことがなく、目標に向かって読み進めて行くことができ、本の内容を深く理解できるようになる。目標は本を読んでいる間に適宜修正していくことになる。その度に目標の達成までの地図も修正される。

 

本を読んでいる間にやるとこ

本の内容を使える知識として吸収するために以下の4つの方法が挙げられる

 

質問読み

 本に書いてある内容に対し質問をする読む読み方。ポイントは記者になったつもりで読むこと。本の内容に色が付き、インプットに深みが出る。

 

疑問読み

 本の内容に対して疑問を持つ読み方。質問読みとの違いは、本の内容だけでは解決しない問いを作ることである。そのため、疑問読みで生じた問いを解決するために、自分で本以外の部分で調べる必要がある。

 

要約読み

 それぞれの章や節に対して要約を行い、アウトプットする読み方。文章には骨と肉の部分がある。この骨の部分をとらえる事が著者が本当に伝えたいことである。それを捉えるためのに要約をアウトプットする。

 

議論読み

 他者と本の内容について感想を言い合ったり議論する読み方。しかし、単純に感想を述べるだけでも議論読みとなる。対外的に発信することを意識することによってインプットの質が高まる。


考える力をつけるために必要な複数の本を同時に読む方法

パラレル読み

 本を2冊並行して読む。それぞれの本の内容は近いが違うところがあることが望ましい。違いの例は、著者の意見や立場時代が違うなど。多面的な物の見方や意見を取り入れることができるようになる。

 

クロス読み

 パラレル読みの進化版。異なっている意見がどういうところから発生しているのかを探る。言葉の定義だったり著者の背景などが違いの発生のポイントになったりする。


おわりに

 この本を読んで、東大生は頭が良いのではなく、情報に触れる際の質が良いのだと感じた。同じ時間で我々は生きているので、質の高いインプットが質の高い結果に繋がるの。今後はこの本の内容を意識して、質の低いただの情報としてのインプットではなく、より使える知識を吸収できるようになりたい。

 本ブログでは表面的な部分をさらっただけに収めたが、具体的にどんなことをすれば良いかは書かなかったので気になった方は手にとって見てはいかがだろうか。

 ではでは。